INSTRUCTOR

松下康士

松下 康士Yasushi Matsushita

主な
担当
デザイナーズスケッチパース講座

1958年神戸市生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科インテリアデザイン専攻卒業後、ミサワホーム株式会社入社。現場監督、営業、造園設計を経た後、本社部品開発部門で開発業務に従事。ミサワホームオリジナル部材だけでなく人工木材Mウッド等の素材開発や寝台特急サンライズエクスプレスの内装など開発項目は多岐にわたる。
2000年4月、部品開発部次長、2003年1月部品開発部長の後、2003年7月退職。2004年4月有限会社松下住建設計を設立し、現在までに大手総合商社1社、全国規模住宅会社8社、地域ビルダー12社、建材メーカー4社、コンピューター関連会社3社、エネルギー関連会社3社、各種財団等2社より商品開発業務・技術開発業務・ブランディング構築・社員教育等様々なコンサルティングをOJTを通じ行っている。

MESSAGE

クローズオープン

3次元表現だからすぐに分かってもらえる。そして確認がすぐにできる。「効率化の為のIT化」と言われる時代でも、話を聞きながらすぐにカタチにできるのは手描きの良さ。手描きができれば設計の効率化が格段に進みます。そして間違いもなくなり、さらに信頼も得ることができます。私の年代は手描きからCADに移る時代に生きてきました。確かにCADは便利で完成度の高い表現ができます。しかし現在進行形で打ち合わせをしている中で、入力をして確認する時間はありません。
機械が描くほど綺麗でなくて良いんです。顧客の漠然としたイメージを3次元で見せることで今すぐ確認が取れ、次のステップに移れます。私は建材開発等のプロ同士の打ち合わせでも手描きスケッチを多用しています。3次元表現はどんな相手にも、例え言葉が通じなくても、図面が読めない相手でも、即座に理解が得られる魔法の表現だと思っています。

西尾浩司

西尾 浩司Kouji Nishio

主な
担当
デザイナーズスケッチパース講座

1983年鉄骨系プレハブ住宅メ-カ-に入社。戸建住宅・共同住宅の商品開発業務に携わる。主たる業務として、鉄骨構造部品の製作図及び施工マニュアルの作成法人部門の設計チ-ムとして全国ディ-ラ-とのコラボレ-ション特殊建築物のデザインに携わる。
その後商品企画部において企画・立案に携わるデザインチ-ムのリ-ダ-として、外観、内装イメ-ジの構築を行う。
1996年共同住宅においてGOOD-DESIGN賞受賞。2003年木造住宅メ-カ-に転職。工業化住宅の枠から、自由設計への転機となる。入社後、商品開発部に在籍。商品企画、展示場設計・監理、共同住宅商品の開発に広く携わる。営業職の経験を積むべく社長に直訴し、営業所長を歴任。新設されたデザイナ-部門に異動。チ-フデザイナ-として一般のお客様への提案、のち富裕層対応のレジデンス部門に異動。会社経営者・役員、医者、芸能人等の住宅デザインに携わる。

MESSAGE

クローズオープン

デザインとは作品ではなく、提案するお客様に感動を与えるものだと思っています。最近ではCGの提案が多いのが事実ではありますが、それは最終提案まで行き着いてのことです。そこに残らなければ提案すらできません。
目の前でイメ-ジを構築できるということは信頼に繋がります。この人のセンスに期待してみようと思わせることが大切なことです。
皆さんが手描きのイメ-ジをお客様も目の前で描いたら、まず食いつきます。お客様が話した内容を理解して雰囲気を創り出すということができるようになる。これがこのスク-ルにおいて最も重要なことだと位置づけています。
失敗は、して当たり前。最初から上手く描こうと思わずに雰囲気を見せることを心がけていきましょう。経験を積めば積むほどに感覚が研ぎ澄まされていきます。インパクト必須のパ-スをぜひ掴んでいただければ幸いです。