パースコース本科
溝脇 良一さん
2002年7月生
フリーランス CGデザイナー(CGパース制作)
資格2級建築透視図制作技能士
前職(土木系設計事務所)で発注者側としてパースに接している頃、納品される手描きパースに魅せられ、毎回届くのを楽しみにしていました。いつしかパースを自分で描いてみたくなって、思い切って仕事を辞めてコラムデザインに入学しました。
入学先にコラムを選んだ決め手は、プロが教えるスクール、先生が実践でパースの仕事をしているということ。予想通り「仕事に使えるパース」を教えてもらいました。
スクール卒業後、コラムの社員としてパースを描いて8年、その後、フリーランスでCG制作をメインの仕事にして数年になりますが、今も昔も変わらないのは、最終のチェックで「基本との照らし合せ」をすること。
「見やすい構図」「陰影」「点景が効果的に置かれているか」などの基本は、CG・手描きに関係ありません。今も作品が仕上がる度に3ヶ月のスクールで学ん だ基本に立ち戻り、最終チェックをしています。
大作であってもなくても、基本ははずせません。その基本を抑えるためには、絶対手で描いて勉強した方がいいと思います。体で覚えて身につけたことは、そう簡単に忘れません。私は、CGを描く今でも手で描く感性を大事にしています。それも私にとっての基本です。