2019.06.28卒業生の声
卒業生の声をご紹介! ハウスメーカー設計担当 Tさん 〜前編〜
こんにちは!コラムデザインスクールの中田です。
先月からご紹介している当スクールの「卒業生の声」。
今回は、パースコース本科を先日修了されたばかりのTさんにお話を伺いました(^o^)/
実はTさんは、数々の受賞歴をもつ設計の大ベテランw(゜o゜)w
ハウスメーカーに設計担当としてお勤めで、長年にわたり図面を描いていらっしゃるTさんが、
どうして当スクールで改めて手描きパースを学ぼうと思われたのでしょうか?
そのあたりのお話を、詳しくお聞きしてみました!
–手描きパースを学ぼうと思われたのは?
長くこの業界に携わってきて思うのが、
手描きパースはいろいろな場面で役立つコミュニケーションツールになり得るということです。
20年ほど前なら、CGパースをお見せしたときのお客様の感動も大きかったのですが、
PCやスマホの普及にともなって、最近はお客様にとってもCGがそれほど珍しいものではなくなってきたんですよね。
一方で、手描きパースをお見せすると、「ここまで描いてくれたんだ!」という感動がそこには生まれます。
手描きパースだからこそ得られるお客様からの信頼というのがあるんです。
「描き直すのも大変ですよね」なんて気を遣っていただくこともあって(笑)。
手描きパースによって契約までが早く進むことは、私の実体験から保証できるといっても過言ではありません。
なんでも便利になってきた世の中だからこそ、これからは、
“手仕事”により大きな価値が見出される時代になるんじゃないかなと思っています。
また、一緒に仕事をする関係者とのコミュニケーションにも非常に役立ちます。
例えば、CADオペレーターに指示をする際にも、細かい部分のおさまりなど
自分が思っていることを伝えやすいのは手描きパースです。間違いも少なくなりますし、何より早い!
材料屋さんに見積もりを依頼するときもパースを使えば間違いも少ないですし、
そこで使ったパースは職人さんに指示するときにも使えて、とにかく仕事がとてもスムーズになります。
また、ヒューマンスケールが伝わりやすいこと、ディテールにこだわりやすいことも手描きパースの魅力。
手で描くことによってデザイン力が高まりますし、発想力も生まれてきます。
設計に携わる人間にとって、手描きパースを学ぶことにメリット以外何もないと思っています。
Tさん、ありがとうございます(^o^)/
Tさんからはまだまだたくさんお話をお聞きできましたので、次回に続きます!
どうぞお楽しみに♪