2020.05.11
使い分けて効果絶大! CADと手描きパースそれぞれの持ち味とは?
みなさま、こんにちは!コラムデザインスクールの中田です。
「今の時代、CADのCGパースか手描きパースか、どちらかできれば十分に提案できるんじゃない?」
そう思われている方も多いかもしれません。
でも実は、CADと手描きにはそれぞれに『持ち味』があるんですw(°0°)w
コラムデザインスクールでは、今の時代だからこそ、アイデアを伝える手段として「両方身につけていただきたい」と考えています。
それは建築物が出来るまでに完成予想図であるパースを描く「シーン」が複数回あり、手描きとCADがそれぞれに「シーンに適した持ち味」を持っているからです。
建築・インテリア関係に限らず、モノづくりの世界で仕事をするには、実はその2つを活躍の場ごとに“使い分ける”ことがとても大切なスキルになっているんです(^-^)b
みなさんの身の回りでは如何でしょうか。
思い返してみると、お施主様の要望をお伺いし形にしていく初期段階や構想・企画・計画段階では手描きパースが登場する場面が多く、ある程度の内容が固まってきて寸法を含めた図面やデータが出来る設計段階からはCADのCGパースが登場する場面が多いと思いませんか?
これは、それぞれに効果的で効率的な理由がありそうですよね。
そこで今日は、コラムデザインスクールが考える「手描きとCADそれぞれの持ち味」についてお伝えしたいと思います!
まずは、さっそく手描きから。
手描きのいいところはなんといっても、鉛筆と紙さえあればいつでもどこでもパースが描けることφ(゚–゚=)
構想段階で図面がなくても、寸法が決まっていなくても、イメージだけで描けてしまいます。
機材や環境を整える必要もなく、とっても効率的(^^♪
また、お客さまの目の前で手軽にささっと、お客さまの思いをお聞きしながら、空間だけでなく、細かな部分のおさまりなども、その場ですぐにイメージをカタチに (^-^)b
色柄などを断定しないイメージスケッチとしても提案ができることで、“いい意味”での振れ幅を持たせられるのも手描きならではですね。
営業→設計→現場への意思疎通にも鉛筆1本!
スケッチを描くことで、重要な根幹部分のイメージを共有することができます。
さらに、“手を動かす”というのも重要なポイント!
設計、デザイン案を考えるにあたって手を動かしながらパースを描くことで、デザイン力がぐんと広がり、お客様の信頼度もアップしますね\(^^)/
つぎに、CADの持ち味です。
CADは、操作方法を知れば誰でも簡単にパースを作れるのがいいところφ(^o^)
パース作図の知識がなくても、誰でも一定水準のパースを作成できます。
※「魅力のあるCGパース」をつくるには、実は手描きパースに通じるコツとツボがるのですがそれはまたの機会に・・・( ..)φ
大きな空間のパースも短時間で作成できますし、そして何より、違う色や素材、アングルパターンなどの変更も簡単で速い!
CADの場合は、パースをはじめ、立面図、展開図などその他図面も併せて作成できますし、そういった意味でも効率的といえます。
また、写真のようにリアルなパースや360°のVRパースがつくれるのもCADならではですね。(^-^)b
いかがでしたか?
手描きもCADも、イメージや図面がわかりやすいパースとなって提案できることで、プロとしての信頼度もアップしますし、打ち合わせをしながら意思疎通が短時間でできるため、打ち合わせ時間の短縮にもつながりますねp(^^)q
もちろん、パースを描けなくても仕事が出来ないわけではないと思います。
でもパースが描けることで+αの相乗効果が生まれ、みなさんの世界をぐんと広げてくれるのではないでしょうか\(^^)/
緊急事態宣言が期間延長となり、外出を控えるべき今だからこそ、ぜひこの機会に手描きパースのスキルも身につけて、先々のお仕事などに役立てていただけたらと思います。
コラムデザインスクールでは、実際に手描きパースを体験できる無料体験会を実施しています。現在ZOOMを使い、ご自宅で体験会が出来るようにご案内しておりますので、お気軽にお問合せ下さいね\(^^)/
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