2019.08.01
覚えておきたい!パースの出来栄えを大きく左右する“陰影”表現とは
みなさま、こんにちは!コラムデザインスクールの中田です。
私たちの身のまわりには、太陽によってできるカゲ、照明によってできるカゲなど、たくさんの“カゲ”がありますね。
パースにも“カゲ”を描くことでリアルな印象を与えることができますし、
作品自体にメリハリがでて、引きしまった仕上がりになるんですp(^^)q
そんなカゲには、「陰」と「影」の2種類があります。
それぞれをうまく使い分けることで、よりいっそう深みのあるパースを描くことができますφ(^o^)
「陰」は、太陽や照明などの光によって物体自体に生じる明暗のこと。
明暗の段階があることから、「グラデーション」とも呼ばれます(^-^)b
たとえば、面によって陰の濃さを変えることで立体感を表現できたり、手前を濃く、遠くを淡くするなど、
陰の明度を変えることによって遠近感を表現できたり。
また、陰のコントラストを強くして硬質な物体を表現したり、
弱くして柔らかさを表現したりと、モノの“質感”を表現するのにも役立ちますp(^^)q
一方の「影」は、物体が光を遮ることによって他の部分に映る暗さのこと。
「影ふみ遊び」の、あの「影」です(^-^)b
パースにおいては、影の長さや入り方によって、モノの形状や大きさ、位置などをはっきりと表現することが可能になります。
“陰影”の表現は、魅力的なパースを描く上で欠かせないもの。
ぜひ覚えておいてくださいね(^o^)/